つかまえていて、僕のことを。 想い出だけが残るのなら、今はそれに抱かれていたいから。 握っていて僕の手を。 避けられぬ運命なら、今は忘れていたいから。 それさえあれば、僕はきっとあなたの前では微笑んでいられる。 たとえあなたの心に抱かれているの…

スズムシが1人で泣いてます いつも一人だとカブトムシも1人で泣いてます 止められないと だけど2人は寄り合わない 本当は一人が好きだから だから探します 涙を止める方法を 渇きを癒したい あなたがそれを認めてくれないから 渇きを癒したい いつもあなたが…

あなたを助けたい あなたの幸せ願うから あなたを導きたい あなたの笑顔を見たいから だけど笑えない あなたは僕を知らないから You Truth

いつからだったか、貴方との出会い どうしてだったか、恥ずかしくて いつからだったか、楽しい日々 どうしてだったか、貴方は消えた いつからだったか、壊れた私 もう二度と、あの頃には戻れない………。 届かなかった心。 だけど貴方はもういない。 届かなかっ…

生きろ もう少し生きろ あと２４時間は生きろ それが無理なら日が沈むまで生きろ せめて月が霞むまで生きろ 生きろ 夢が覚めるまで生きろ 悪夢が途切れるときまで生きろ それがだめなら 安らかに眠れる時まで生きろ 生きろ 息絶えるまで生きろ 血が涸れ果て…

失いすぎた 信じすぎた 何がいけなかったの 言葉を一つたがえるだけで この身はどうしょうもないほど汚れていき 精神すら破壊されていく 寂しさ埋めるためだけに汚れていく 優しい気持ちも 微笑めた日々も消えてしまった 今は一人汚れ落ちて行く You Truth

砂漠に求めたモノを失くしたと少年は泣いた。 少年は百年かけて砂漠を探す。 砂漠でなく海かもしれないと少年は泣いた。 少年は百年かけて海底を探す。 海でなくて山かもしれないと少年は泣いた。 本当に失くしたモノがカエラナイと、知る罪はいつなのか。 …

あなたの乾きを癒せない。 真実を欲するあなたがそれを認めないから。 あなたの乾きを癒せない。 あなたの期待する真実が存在しないから。 それでもあなたの渇きを癒したい。 あなたを砂漠に放り出したのは私なのだから。 何が罪かわかりますか。 知恵の実を…

その日は訪れた。 夕焼けに染まる部屋。僕と彼女は一緒にいた。 小さな、窓からまぶしい太陽が闇を開く ふときがつくと、僕はまた気を失っていた しかし、記憶にある。 僕は彼女を・・・シタ・・・ ユウは彼女を・・・ロ・・・タ なぜか僕は嘆いた 泪が乾く…

その後、彼女は僕のことを「ユウ」と呼ぶようになった 僕はそれを知らない、聞いても答えてはくれない なぜ？どうして？僕はどうしたの？何があったの？ そう、あの日、ユウの詩を見なければ 僕たちはひとつだったのに・・ 君は誰？僕なの？彼女なの？ その…

いつもの様に酔いしれたように求めあい、抱き合った だけど、永久ではなかった 人は常に上を求め、足りないものを探し、求め歩き 見つけ、失い、無くし、探し のエンドレスワルツのような感じなのだ そして僕たちのも最後の時は訪れる・・・ 彼女の欲は果て…

激しく抱き合った キモチイイことを感じ その時、僕は感じた これがキモチイイことだと そして、その欲望は果てしなく 全ての感情を無にし 止め処ることを知らずに 場所を問わず 欲望を叶え様と己の欲に素直に キモチイイことだけを求めるようになった あは…

君は冷たい瞳で僕を見つめていた 全てを知りたかった ただそれだけだった それが僕を変えてしまった 手を、指を、目を、耳を、足を 口を、胸を、首を、顔を、・・・ 全身を透き通るような何かを感じた キスがキモチイイ 僕は知った、キスの本当のキモチヨサを…

相手を好きになることがキモチイイことだと思った そう思った、それ以上のないものだと思った ドキドキすること、それがキモチイイことだと思った ドックンドックン アナタは知ってた、僕の答え知っていた だから教えたの？だから笑ったの？ 僕がコドモだか…

セックスって何？ キモチイイって何？ 身体が熱くなるって何？ 抱き合うって何？ キスするって何？ 手をつなぐって何？キモチイイの？アナタは知っているの？ 僕の答え知ってるの？ ドキドキする気持ち 君がくれた気持ち それはキモチイイ・・・キモチイイ？…

サガシモノ終了です。 終焉です。 8割がた本当の話です。 信じるも信じないもアナタしだい アナタも私のような同じ「人」だから アレ？私？って言いませんでしたかって？ 私、僕、俺・・・さぁ・・なんででしょうね。私は私・・僕は僕俺は俺・・・ また新し…

目がさめる 心地よい朝なんて感じたことがない 「幸せなんて・・・」 口を噛み締め血が出ていることがわかる 「（・・・・夢か？）」 ふと朝からユウが声をかける 「ユウ！教えてくれ・・・僕は・・・いつまでこんな悪夢を見ればいい？」 「（・・・・）」 …

クケケケケケケケケケ 「・・・・・・・」 ヲマエニケンリナドナイ 「・・・・・・・」 ヒトヲシアワセニスルノモ 「・・・・・・・」 マシテヤジブンジシンモ 「・・・・・・・」 ダカラヲマエハ 「・・・・・・・」 ジブンヲジブンデ 「・・・・・・・」 …

こんこん・・・ こつこつ・・・ ぎゅ・・・ぎゅ・・・ 「（温かい・・眠いや・・・アレ・・）」 そっとキガツクト 誰かに後ろから抱かれているように感じる*1 「（誰？誰が・・・抱いてるの・・・）」 ふと僕は後ろを見ようとする すると、血でぬれた・・・…